amiya’s blog

ニッターの目線からハンドメイドを考える。

久々に見た上からな人

こんにちは編屋です( ´ ▽ ` )ノ


最近近所に毛糸屋さんなるものがオープンしました。

正直ビックリです。

手芸専門店が軒並み閉店するなか、時代に逆行するようにオープンする店。

そして私は歓喜しました。

だって「毛糸屋さん」ですよ⁈

それはそれはあんな毛糸やらこんな毛糸やらが置いてあることでしょう。


すぐ行きました。


店内に一歩入ると

どこに糸が?

…あ〜あれかな?あの隅っこの小さいラックかな?

…えぇっと、これだけかな?そんなわけないよね。なんせ毛糸屋さんだしね。別部屋があるのかしら。


「お伺いしましょうか?」とやさしそうな定員さんが話しかけてくれたので

私「太めで綿か綿麻の糸ありますか?」

定員「うちは夏糸はセーターを編みための糸しかないので細いのしかありません。だいたい太いので何を編むの?」

私(あれ?優し…くない?しかもだいたいってなんだろ)


気を取り直して

私「じゃあエコアンダリアとかは?」

定員「そんなのはスーパーのほうが種類が豊富よ。行ってみたら?」

私「…」


ふと壁を見ると、ニット界の貴公子広瀬さんのサイン色紙が額に入れて飾られているのが見えたので、全ての疑問に目をつむりこの店に来たのか聞いてみました。


店員「それは講習会に行った時に頂いて、うちに来ている先生も広瀬先生と同等の技術を持っている方に指導していただいています。私もそれなりの技術があります。」

なぜかそこは威圧的。


私「あっ教室とかもやっているんですか?資格も取りたいなと思っているんですけど、いつやっているのですか?」


店員「資格は5年10年かかるし、片手間ではできないわよ。それにエコアンダリアとか好きなの編めないし。教えるのは営業時間外の夜よ」


…もしかしてケンカうってるのかな?


その隅のテーブルでやり取りを聞きながら小さくなっている生徒さんであろう人と先生であろう人はなんでしょうね。

今は営業時間外なのかしらね。


もう若干興味もなくなり帰ろうとしましたが、最後にお店の電話番号でも聞いてみました。


店員「なんのために?」

私「えっ!!」「えぇっと、欲しい毛糸があった時に…」

店員「うちは電話での注文は受けていないの。」


結局電話番号は教えてくれませんでした。

なんだろ…一見さんお断りなのかしら。


実は夫も一緒にいて、気配を消し端っこで一部始終を聞いていましたが、車に乗った時「なんであんなに上からなんだ⁇」

と言っていて私も激しく同意し、もう二度と行かないと心に誓うのでした。


私はアラフォーでニッターとしては若手だからかしら。

それとも本気で編み物やってるように見えなかったのかしら。

編み物上級者はそんなに偉いのかしら

いろいろ悲しくなる編屋でした。


またね( ´ ▽ ` )ノ